「クロード・モネの愛した料理」

11月10日、中国・四国整形外科学会が倉敷で開催され、大原美術館本館での会長招宴に出席しました。

正面で最初に出迎えてくれる児島虎次郎の「和服を着たベルギーの少女」、そしてルノワールの「泉による女」、マネの「薄布のある帽子の女」、アマン・ジャンの「髪」、そしてブールデルの「ベートーヴェン像」等、19世紀後半の絵画や彫刻が展示されている会場でのディナーは初めての経験で、大変感激しました。

私の席はルノワールで、今回の料理も凝っていました。
鴨のパテ コルニッションと共に
牛テールのオシュポ
オマール海老のアメリケーヌ風
牛フィレ肉のファルシー シャスールソース
サラダ 黒コショウ風味スタイル
ガトーショコラ チェリー添え ホイップクリームと共に
最後がコーヒーです。
これは「クロード・モネの愛した料理」と題して、当時のクロード・モネのメニューを再現しています。

「クロード・モネは、相当な美食家として知られています。手入れが行き届いた自宅の菜園でハーブ、香辛料、野菜を育て、早朝から作業を行うことがありました。
モネのレシピは、当時としては潔く無駄を省いた軽い料理であるにもかかわらず非常に滋味豊かで、『食材の新鮮さを大事にして最高のものを作り、すぐに味わう』という本当の贅沢が感じられます」とメニューに書かれており、バイオリンの音と共に19世紀後半にタイムスリップしたひとときでした。
 

 

 

 

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